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12.輸入ワクチンとは

電話番号:03-3202-1012(直通)

輸入ワクチンは海外から輸入されているワクチンのことをいいます。

国内で承認を得ているものと、未承認のものがあり、当クリニックではその両方を扱っています。

各国で使用されているワクチンを含めた医薬品は、それぞれの国の基準や制度のなかで国の承認を得ています。しかし、中には、承認を得ないまま医療機関で使用されるものもあります。これを未承認の医薬品といいます。

医薬品の承認のためには、多額の経費や時間をかけて「臨床試験」を行い、有効性や安全性の評価を行う必要があります。

そのニーズや市場の大きさが各国異なるため、国によって承認している医薬品の種類には違いが生じます。

現在、日本国内で使用されているワクチンを含めた医薬品の多くは、日本の政府の承認を得ていますが、ニーズがあっても臨床試験が行われない、あるいは審査中のものもあります。

当クリニックでは、日本国内とは異なる安全・健康管理のニーズの高い国に出かける方々に対して、国内では 未承認のワクチンを提供しています。

渡航先のリスク状況、滞在目的や期間を確認し、安全性や効果については事前に説明をし、ご理解とご納得を得たうえでの使用となりますので、ご不明な点がございましたら担当医師におたずねください。

2015年4月1日現在使用している未承認ワクチンは以下の通りです。

  • 麻疹・風疹・ムンプス ワクチン
  • 4価髄膜炎菌 ワクチン 髄膜炎菌コンジュゲートワクチン
  • 成人用DPT(Tdap)
  • A型肝炎ウイルス ワクチン
  • 狂犬病 ワクチン
  • 腸チフス ワクチン
  • 黄熱ワクチン