メニューにジャンプ コンテンツにジャンプ

トップページ > 診療科・部門 > 診療科 > トラベルクリニック > 13-2.黄熱ワクチン(未承認薬Stamaril®を使用した研究)

13-2.黄熱ワクチン(未承認薬Stamaril®を使用した研究)

電話番号:03-3202-1012(直通)

黄熱に対するワクチンの接種を希望される方へ

現在、日本国内で承認され、使用が許可されている「黄熱ワクチン」は、5人用製剤の製造中止に伴い、流通が2018年11月以降に滞る見込みです。そのため、当院では、黄熱に対するワクチン接種を必要とする方に、接種を受ける機会を継続して提供するため、未承認薬「スタマリル」ワクチンを接種して、接種後の安全性を調べることを目的とした研究を実施します。

当院では、黄熱に対するワクチンの接種希望の皆様に、事前の相談受診及び黄熱の予防接種の2回の受診をしていただいております。

研究について

研究では、フランス・サノフィパスツール社が製造するスタマリルワクチンを輸入して、黄熱に対するワクチンの接種を希望される方に接種を受けていただき、その安全性を確認します。スタマリルワクチンの予防接種を受けた場合でも、予防接種証明書(イエローカード)はこれまでと同様に発行されます。

なお、スタマリルワクチンの接種開始は2018年11月以降を見込んでいますが、流通や在庫の状況によって、前後する可能性が考えられますのであらかじめご了承ください。

研究は、以下のような体制で実施します。

  • 研究課題名
    黄熱に対するワクチンStamaril®被接種者における安全性情報収集のための研究
  • 研究代表医師  国立国際医療研究センター 国際感染症センター
            国際感染症センター長 大曲 貴夫
  • 研究期間  患者登録期間は、2018年11月1日から2019年5月31日頃までを予定しています。
    ※「黄熱ワクチン」の流通や在庫状況によって、患者登録開始時期及び終了時期は異なる場合があります。
  • スタマリルについて
    スタマリルワクチンは、日本で「黄熱ワクチン研究」を製造販売するサノフィ株式会社と同じグループであるフランス・サノフィパスツール社が製造しています。
     販売名: Stamaril®
     一般名: 弱毒性生黄熱ウイルス(17D-204株)
     製造販売: サノフィパスツール社・フランス

黄熱に対するワクチン相談(1回目の受診)

当院では、黄熱に対するワクチンの接種希望の皆様に、事前の相談受診及び黄熱の予防接種の2回の受診をしていただいております。

事前の相談受診をしていただいている理由は、相談者に応じた黄熱に対するワクチンの必要性や安全性を評価するため、また研究として接種することの必要性や安全性について検討するため、更に個人の健康状態や渡航計画に合わせた黄熱以外の感染症の予防や安全性について、総合的に確認やアドバイスを行うためです。

具体的には、黄熱以外にも接種しておいたワクチンがないか?マラリアや高山病の予防内服が推奨されるか?すぐに病院にかかることが難しい地域の場合、普段内服している薬剤をどうすれば良いのか?様々な海外渡航に関連した相談への対応等、個々の相談者に合わせたサポートを提案させていただきます。

当院では、高齢の方、持病がある方、お子さん連れ、妊婦さん、短期留学から長期に海外に出かける方への対応も行っております。どうぞ安心してご相談ください。

まずは、お電話にて1回目の予約をしてください。

  1. 黄熱に対するワクチン相談(1回目 受診)
  2. 黄熱に対するワクチン接種(2回目 受診)

注意事項:

  • 黄熱の予防接種証明書(イエローカード)は接種10日後から有効になることから、できるだけ余裕をもって受診の予約をお願いします。
  • 当クリニックでは黄熱に対するワクチン以外のワクチンも同時接種が可能です。他院で黄熱以外の予防接種を受けることも可能ですが、適切な接種間隔を置く必要があるため、まず当クリニックを受診して、全体の接種計画を立てることをお勧します。
  • 初回の受診時のみ、相談料として2,820円(税抜)をいただくことを予めご了承ください。
  • ワクチンの安全性を確認するため、接種を受けた方には接種後の体調変化に関する調査票の回答にご協力いただきます。ご理解の上、ご予約ください。
  • このページ下部に、研究に関して説明する動画を用意しています。また、研究に関する説明書のPDFを掲載しています。あらかじめ動画を視聴し、説明書を読んでからご来院いただけると、研究に関する説明や手続きがスムーズに実施できますので、ご協力ください。

予約

受付電話番号:03-3202-1012

電話の受付時間は月曜日から金曜日の 15:00 から 17:00 です。

注意:他の時間は、その他の相談予約のお問い合わせ等で電話が混雑しています。ぜひご協力をお願いいたします。

診療時間

1回目の受診
事前相談受診:月曜日から金曜日までの平日、午前8:30~11:40と午後13:30~15:40

2回目の受診
黄熱接種受診:事前相談受診翌日以降の火曜日 9:30~11:50、木曜日9:30~11:50 または13:30~15:00 

注意:スタマリルワクチンの接種は臨床研究として実施する関係から、予約時にご案内できる曜日及び時間帯は状況により異なります。

混雑状況により、予約時間の変更をお願いすることがあります。予めご了承ください。

黄熱に対するワクチン接種(2回目の受診)

接種の概要

  • 来院時間:予約時間の15分前
  • 黄熱の予防接種証明書(イエローカード)発行料金:3,000円(税抜)
  • 当日持参:パスポートもしくはパスポートのコピー(身分証明書)
    黄熱の予防接種証明書の氏名のスペル確認の為に必要です。

注意事項

  • 来院時、「再来受付機」にて受付後、1階の トラベルクリニックにお越しください。
  • 接種前手続きがあるため、予約時間15分前までに来院してください。
  • 接種時間は受付順番等により前後する場合があります。
  • 接種後30分間は、体調観察のため院内でお過ごしください。
  • 当日、家を出る前に熱を測り、熱がある場合は必ずご連絡ください。
  • ワクチンの安全性を確認するため、接種を受けた方には接種後の体調変化に関する調査票をお渡しします。体調に変化があった場合には、接種後およそ30日経過したら、専用のウェブサイトにアクセスの上、報告をしてください(FAXによる報告も可能です)。

参考情報

厚生労働省検疫所 「黄熱の説明ページ

注意喚起

黄熱ワクチンについての情報提供

ツアー申込前にご確認ください。

研究に関する説明書・説明ビデオ

黄熱に対するワクチンの接種を希望する方は、予め以下の説明ビデオを視聴し、説明書を読んでから来院いただくと、手続きがスムーズです。

 

黄熱に関する研究のQ&A

Q1. 何故、従来の承認ワクチン(黄熱ワクチン)による接種が受けられないのですか?

A1. ワクチン製剤の供給自体が滞っていることによります。詳細については、下記の黄熱ワクチンとワクチンの流通に関する問い合わせ先へご連絡下さい。


Q2. 国内に、従来の承認ワクチン(黄熱ワクチン)を接種できる医療機関はありますか?

A2. 上記のA1.と同様に、ワクチンの供給に関する内容であるため、詳細については、下記の黄熱ワクチンとワクチンの流通に関する問い合わせ先へご連絡下さい。


Q3. 研究以外の方法で、黄熱ワクチンを接種する方法はありますか?

A3. 厚生労働省からは、2018年9月14日に、「黄熱ワクチン供給に関する検疫所等の対応について」がプレスリリースされていますので、この説明等の情報を参考にされて下さい。


Q4. 研究で使用する黄熱に対するワクチン(スタマリル)はどのようなワクチンですか?

A4. 「スタマリル」は、「黄熱ワクチン」と同様のワクチンのもととなるウイルス株から、ほぼ同様の方法でつくられたワクチンで、接種対象者、接種方法、接種量も「黄熱ワクチン」と同様です。違いは、「スタマリル」には添加剤(安定剤)としてゼラチンを含まないことです。ゼラチンを使用しないことで、ゼラチンアレルギーの方においても安全に接種することができます。


Q5. 黄熱に対するワクチン(スタマリル)の接種費用はかかりますか?

A5. この研究で使用する「スタマリル」ワクチンは、フランスのサノフィパスツール社より無償で提供されます。従って、負担していただく費用は、接種費用を除く、問診料又は相談料と接種証明書発行手数料となります(受診する研究実施医療機関により価格が異なります)。


Q6. 研究に参加すると、通常の診療に加えて、どんなことを追加で求められますか?

A6. 研究では、「スタマリル」ワクチン接種後およそ30日間に体調変化があった場合、その内容をインターネット、FAXまたは電話のいずれかで報告していただくことをお願いしています。報告の内容は、症状の種類、程度、開始日と終了日、医療機関受診の有無などです。

その他に、「スタマリル」ワクチン接種後30日以内に妊娠が判明した場合や接種後14日以内に誤って授乳をした場合も、接種施設への連絡をお願いしています。


Q7. 黄熱に対するワクチン(スタマリル)の接種後に体調が悪くなったらどうすれば良いですか?

A7. 体調の変化を感じた場合は、必要に応じて医療機関を受診し、医師の診察を受けてください。また、その内容をインターネット、FAXまたは電話のいずれかで報告してください。インターネットを使用する場合は、報告用ウェブサイトに入力し、FAXの場合は調査票に記入してFAXで送信してください。電話の場合は、接種施設へ連絡してください。

その他、受診に関する一般診療に関する質問については「4.診療時間・予約方法」もご参照下さい。


 

Q8. 20歳未満で求められる保護者の同意書について、保護者が遠方に住んでいる場合にはどう対応すれば良いですか?
 
A8. 20歳未満の方が本研究に参加されるためには、保護者の方による直筆での署名が必要となります。保護者の方が遠方に住んでいらっしゃる場合の対応方法としては、事前の受診相談時に渡される同意書を郵送の上、保護者の方の署名後に返送していただく、または、Web上から同意書のファイルをダウンロードの上、印刷した紙に署名後、郵送していただく、等の方法が考えられます。

関連ページ

NCGMセンター(最新情報のページ)

厚生労働省(プレスリリースページ)

黄熱ワクチンとワクチンの流通に関する問い合わせ先

サノフィ株式会社 サノフィパスツールコールセンター

フリーダイヤル: 0120-870-891

受付時間: 平日9:00-17:00